医療占星術

医療占星術と言うと、なんだかオカルトチックな話になりそうですが、そうでもありません。
普通に考えて、時の権力者達が医療占星術による治療を受けていたことを考えると、効果が無いものならば、なくなっていたはずだからです。

そして現代のアロマテラピーなどとは全く別の物です。

では、なぜ今は廃れたのか?
それは、1つ目に「難しいから」です。

残念ながら、医療占星術だけを独立して勉強することは出来ません。
あくまでも、伝統的占星術の哲学を学ばなければ、到底理解できないものだからです。

医学教育では6年間勉強しますが、それと同じくらいの時間をかけないと、身につきません。
しかし、古代に医師免許というものはあリません。
それこそ、玉石混交。

人によって診断能力に天地の差があったのです。
いい先生に習えればいいですが、そうでなければどうしようも無かったのです。

2つ目は、「見えているものとは違うから」です。

今回、メルマガで紹介する、ガレノスという人物がいます。
この人は、古典的医学を完成させた人物です。
また、ギリシャ語で書かれた古典医学文献の約半分は、彼の著作です。

この人は、色々な発見をしています。

例えば、動脈の中には、血液が流れていること。
(当時、静脈に血液が、動脈には空気が流れていると考えられていた)

尿が腎臓で作られると発見したのも、ガレノスです。
(当時、尿は膀胱で作られると考えられていた)

現代でも、通用する知識を発見しています。

しかしそれはそれとして、彼の完成させた古典医学は、眼に見えないものを彼なりの論理で説明しています。
それは、「どのようにして霊魂が肉体を操るのか?」という事です。

彼は、優秀な研究者でしたから、上に述べたような研究成果すら、そのための説明に使ってしまっていたのです。

しかし、霊魂という眼に見えないものを、臓器や器官といった目に見えるもので説明すること自体が、無理難題というものです。

そして結局は、臓器や器官の目に見える働きがわかった時に、彼の理論は崩れたわけです。

しかし、彼の概念そのものが間違っていたのか?、というとそうではないでしょう。
なぜなら、それで治療効果があったわけですから。
また、現在の漢方医学の概念も、目で見えるものでは説明がつかないものだらけです。
しかし、効果はあります。

彼の間違いは、「目に見えるもので、眼に見えないものを説明しようとした」だけです。

医療占星術については、今後のメルマガで紹介していきますね!

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