2. 「四体液説 」

前回は、ガレノスの生い立ちとその数々の輝かしい発見についてでした。

では今回は更に、彼の精気論についての話です。
と思っていたのですが、その前に四体液説の話を忘れていました。

ですので、その説明から(;´∀`)

四体液説と言うのは、「人間は4つの体液によって成り立っている」、というものです。
そのバランスによって健康体を保っているのですが、何かしらのアンバランスをきたした時に病気になると考えられていました。

これは、西洋占星術では火地風水、という4つのエレメントのことです。
(参照)http://bit.ly/1kruAiB

でも、これはもともと、占星術とは関係なく出来た概念です。
エンペドクロス(BC492~BC432) という人がそれまで3つであった元素を、4つにしました。

ソクラテス、プラトン、アリストテレスと続くギリシャの哲学は、四つの元素という考え方を作り上げてきました。
5つ目の元素もあるのですが、それはまた別の機会にお話にしましょう。

さて、火地風水ですが、医療占星術では別の言い方をします。

火 = ホット & ドライ = 胆汁質
地 = コールド & ドライ = 黒胆汁質
風 = ホット & モイスト = 多血質
水 = コールド & モイスト = 粘液質

そして、季節もこれに対応します。

春 = ホット & モイスト = 多血質
夏 = ホット & ドライ = 胆汁質
秋 = コールド & ドライ = 黒胆汁質
冬 = コールド & モイスト = 粘液質

頭が混乱しそうですね(;´∀`)
でも、少し考えるとわかると思います。

夏は暑くて乾いています(ホット & ドライ)。
秋になってちょっと寒くなりますが、乾いたままです(コールド & ドライ)。
冬には雪になります(コールド & モイスト)。
春になって少し暖かくなってきますが、春雨も降ります(ホット & モイスト)。

そして、その季節に取れる食べ物は、そのエレメントとは逆のものが多いです。

夏なら、体を冷やし潤いをもたせるコールドでモイストな食物(スイカ、桃)。
秋なら、ホットでモイストなちょっと水っぽい食べ物(リンゴやミカン)
冬なら、少々刺激があるホッドでドライな食べ物(タマネギ、ニンニク)。
春なら、大地(コールドでドライ)にできる根菜類(ジャガイモ、さつまいも)

こう考えると、普段の何気ない生活でも、食べ物は我々の体を季節に適応させてくれています。
だからこそ、旬のものを食べたほうが良いのです。
なんだ、医療占星術、以外に普通じゃないか(*^_^*)

2014年04月11日(金) 週刊伝統的占星術日記より

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