20. 【メディカルハーブ その6】

前回までの内容:

ハーブを使用するには「何の惑星の病気か?」という診断が必要です。

そしてその惑星を考える場合も、
ナチュラル・ルーラーで考えることは少ないです。

ナチュラル・ルーラーとは、例えば「金星といえば、恋愛!」というものです。

こういった惑星との一対一対応のことを、”ナチュラル・ルーラー”と言います。

どのハーブがどの惑星、と書いてある本もありますが、
単純にナチュラル・ルーラーだけで考えるものではありません。

例えば恋愛に効くハーブといって・・・
金星のハーブを使うわけではない、ということです。

つまり金星が恋愛の星だからといって、いつも恋愛に効くわけではありません。

現在進行形でどの星が傷んでいるか?を見る必要があり、
更には、どのような気質の病気なのか?も見る必要があります。

それには、伝統的占星術を使わなければ分かり得ないのです。

【メディカルハーブ その6】

前回少し書きましたが、今回は実際にどのような症状の時に、
どのようなハーブを処方するのかを紹介しましょう。

ネトルは火星のハーブです。
更に、ホットでドライなハーブです。

古代ローマ兵たちは寒い時にはネトルで体を叩いて暖を取ったそうです。
だからか、ローマ軍が行軍した道にはネトルを植えたそうです。

南ヨーロッパに比べたら、北の方はよっぽど寒いのでしょうね。

さて、ネトルの属性に戻ります。
火星はホットでドライなので、ホットでドライなハーブで当然と思うかもしれません。

ところが、そうではありません。
例えば、さぼん草。

さぼんとはシャボンと一緒ですから、石鹸ですね。
ナイーブという洗剤には、さぼん草エキスが入っているそうです。

このハーブはホットでドライなハーブで、金星のハーブです。

金星というコールドでモイストな星の属性を持ちつつも、
ホットでドライな属性も持っているのです。

ネトルもさぼん草も、両者とも皮膚病に使えます。
では、その使い方の違いは?

ご想像が付くと思いますが・・・
火星の病気なのか、金星の病気なのかで異なるのです。

つまり、大前提として、ホットでドライが効く病気です。

更にどのような惑星が絡んでいるのか?が重要です。

つまり、火星が悪さをしている、
もしくは火星が弱い状態であればネトルを使用します。

逆に金星が絡んでいるのならば、さぼん草を使用するわけです。

続きは次回!
お楽しみに(^_-)-☆

週刊伝統的占星術日記より

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