4. 「医療占星術でどんなことがわかるのか」

今まで、医療占星術の概念のさわりを書いてきました。
そして、医療占星術において重要なのは、エレメントであることを書きました。

今回は、医療占星術で何がわかるのか?という話をします。
結論を言いますと、病名はわかりません。
しかし、治療法はわかります。
そして、何が原因かもわかります。
また、治療方針が正しいのか、その方が亡くなる病気かどうかもわかります。

病名がわからないというのは、少し語弊があるかもしれません。
病名というのは、急性扁桃炎とかインフルエンザとか癌とかです。
そういう現代医学でいうところの病名はわかりません

一方で、医療占星術でいうところの、どのエレメントが過剰であるか?はわかります。
ですから、治療をする場合は、そのエレメントと減らす事をすればよいのです。

例えば、その時に立てたチャートで、太陽が患者を表していたとします。
太陽はHotでDryな星です。

それが、魚サインに入っていたとします。
魚サインはColdでMoistなサインです。

ですから、太陽を害しているのは、魚サインに居ることです。

では、魚サインは誰が支配しているのか?

それは、木星です。

その木星が、蟹サインに入っていたとします。
そこも魚サインと同じく、ColdでMoistなサインです。

つまり、その患者さんは、ColdでMoistが過剰であるということになります。
ですから、それを取り除く、HotでDryな治療をすればいいのです。

もし、その時の治療を表すサインがHotでDryであれば、その治療を継続すればいいということになります。
そうでなければ、治療が間違っている、ということになります。

もちろん、こんなに単純に行くか?というと、そうでもありません。
手術すべきなのか?、これからの経過はどうなるのか?、死に至る病なのか?、色々見るべきポイントが有ります。
しかし、おおまかな流れはこのような感じです。
現代医学ではこのような判断は、なかなか出来ません。

実は、医療占星術が現代医学よりも優れている点は、これだけではありません。
それは、医療を超えたことができる点です。

例えば、心の病でその症状が出ていたとします。

現代医学ではその生活習慣や現在の環境を、どう変えるべきかまではわかりません。
また、その心の病の原因(人間関係か、仕事か、恋愛かなど)まではわからないのです。
仮に本人がそのような原因らしきものを言ったとしても、本当の原因かは誰もわかりません。

医療占星術のいいところは、そういったところも判断できることです。

色々長くなってしまいましたね^^;

最後に。
医療占星術において重要な事は、「惑星にもエレメントがある」、という事です。

ところが問題なのは、「天王星、海王星、冥王星にエレメントが無い」ということです。

エレメントが無いのに、どのように診断、治療をするのでしょう???
エレメントがない惑星を使って医療占星術をしようとするのは、ガラクタで診察を行うようなものです。

ですから、現代占星術をいくら学んでも、正確な医療占星術はできるようにはならないのです。

2014年04月25日(金) 週刊 伝統的占星術日記より

LINEで送る
[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

伝統的占星術の面白さをお伝えします