5. 【古代のがん治療】

今日は医療占星術の話です。

古代のがん治療といいますが、めちゃくちゃ古くはありません16~17世紀くらいの話です。

過去の記事を読んでもらうとわかるのですが、古典的には病気は4つに分けられます

たったの4つですが、侮れません。
複雑であればあるほどいいか?、というと違います。
使いこなせなければ意味がありません。
単純でかつ治ればいいのです。

逆に、たったの4つですが、その判断が難しいのです。

そして、現代の薬でも必ず副作用というものがあります。
痛み止めには、解熱効果があります。
抗不安薬は、誘眠作用があります。

一つの薬が一つだけの作用をすることのほうが少ないです。

さて、今日のお題の古代のがん治療ですが、ニコラス・カルペパーの母の話をします。

ニコラス・カルペパーは、以前、ご紹介しましたが、昔のブラック・ジャックみたいな人です。
無免許医で、金持ちからはふんだくり、貧乏な人には低料金で診療をしていました。
彼の診療は午前だけで40人と、現代の5分間診療も顔負けです(^^♪

とは言え、現在、彼の名が有名なのはアロマテラピーの分野です。
ハーバリストとして素晴らしい本を残しています。

彼のComplete Harbalという本は、いまだに発刊されています。

さて、その彼の母が1639年に乳がんになりました。

がんは当時、内科的問題というよりも外科的問題と考えられていました。
高名な占星術師のウィリアム・リリーも、無資格なのに家庭用のはさみで手術したりしていました ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ ガクガクガク

僕ならカンベンです(;´∀`)

昔は、理髪屋さんと外科医は兼職でしたし。
内科医のほうがはるかに地位は上だったんですね。

そして、ニコラス・カルペパーの母もまた、外科医に治療をしてもらいました。

ここで、少し以前のメルマガ記事を見てもらいたいのですが。

病気は4つのタイプに分かれていました。

・黒胆汁
・胆汁質
・多血質
・粘液質

この中で、乳がんは黒胆汁(コールドでドライ)の病気でした。
しかし、内科的にも外科的にも当時は、ほとんどあるいは全く治療できない、と言われていました。
しかも、熱も持っている。

そこでまず、熱を冷ますために鉛を含んだ軟膏をのせました。
鉛はコールドでドライであり、またコールドでドライな土星も鉛を支配する星でもあったのです。
言っていることが難しいかもしれませんが、熱をさますのには、ぴったり!ということです。

ところがほんの少しの効果しかなく、彼の母は亡くなりました。

恐らく、熱を覚ました後に、外科的にとってしまおうと考えていたのでしょう。
ところが、コールドでドライな乳がんに、コールドでドライな鉛軟膏はほとんど効果がなかったということです。

これを見て、ほとんどの人は”そんなの当たり前”と思うでしょう。

じゃあ、現代医学を医療占星術から考えるとどうなのよ?というところは、また次回!

それでは、次回もお楽しみに(^^)

2014年06月6日 週刊 伝統的占星術日記より

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