6. 【伝統的占星術で見る今のがん治療】

前回のお話は、伝統的占星術での医療の話でした。
4つの病態にわけて、それに応じて治療をするんですね。

例えば、ホットでドライな病気には、コールドでモイストな治療をしたりします。
乾いて熱を持った体に、水を与えるようなものです。

特殊な方法では、ホットでドライな病気にホットでドライな治療をしたりもします。
これは、熱は上がっているけれど、汗が出ていないので、もっと体を温める治療をして、汗を出させることに似ています。

医療占星術で診るがんはどうでしょう?

これも、その人によって違います。

同じ部位のがんでも、人によってはホットでドライだったり、コールドでモイストだったりします。

それが元で、色々な表面に見える症状を作り出します。
しかし、一般的にですが、がんの根っこの原因はコールドでドライである事が多いです。

ではその治療は?

手術が出来ればいいのですが、しばしば抗癌剤が使用されます。
そして、抗癌剤はコールドでドライな治療です。

ということは、コールドでドライな病気に対して、コールドでドライな治療をすることになります。

コールドでドライな病気というのは、どうやってもコールドでドライな治療では治せません。
コールドでドライと言うのは、フリーズドライ製法を思い出してもらえればわかるのですが、小さくする作用はあります。
フリーズドライ製法、まさに冷やして乾かす、です!

しかし、一時的にがんが小さくなっても、根本的な原因は残っていて、最終的にはぶり返すのです。

最終的に抗癌剤が効くがんは、ホットでドライながんです。

もちろん、前回ご紹介したように、がん治療と言うのは伝統医学でもなかなか難しいものです。
ですから、抗癌剤が悪だと言っているのではありません。
効かないには、“理由がある”ということを言いたいのです。

そして、現代のアロマテラピーの一番の問題は、ここだと思っています。

現代のアロマテラピーで、目に見える症状を緩和させることは出来ます。
せきが出るから~とか、肩がこるから~とかです。

しかし、それは根本的な症状を改善しているか?というと、間違っているのかもしれないのです。

アロマテラピーとは、アロマ療法という意味です。

しかし、“療法”というものには、“診断”というものが絶対に必要なのです。
ですから、伝統療法を行うのなら、伝統的な診断方法を学ばなければ、帰って具合を悪くするかもしれないのです。

西洋の伝統療法であれば、医療占星術は切っても切り離せないものなのです。

ということで、次回もお楽しみに(^^)

 

 

 【訂正】

早速、昨日のメルマガに、ありがたいご指摘を頂きました。

「癌がコールド&ドライなら、治療は、ホット&モイストにはならないのでしょうか?」

(回答)
これは書き間違えです。
すみませんm(__)m

ただ、コールド&ドライな病気に対して、ホット&ドライでも効きます。

なぜなら、寒熱の方が、乾湿よりも重要だからです。
寒熱があってこその乾湿だからです。

サウナを考えると、暑いからドライになります。

また、冬から春になる時、温まります。
この時は、氷が溶けるからモイストになります。

ですから、寒熱が親、乾湿が子なのです。
占星術をかじった方なら、ご存知かもしれませんが、火と風、地と水のエレメントたちは仲がいいです。

どうして風のエレメント(双子、天秤、水瓶)と火のエレメント(牡羊、獅子、射手)が仲がいいのか?
また、地のエレメント(牡牛、乙女、山羊)と水のエレメント(蟹、さそり、魚)がどうして仲がいいのか?

これは、寒熱が同じだからです。

占星術も、その裏にある哲学を学べば、変に暗記する必要はないのですね(^^)

2014年06月13日 週刊 伝統的占星術日記より

LINEで送る
[`evernote` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

伝統的占星術の面白さをお伝えします