9. 【星の錬金術師 その2】

古代の医療では、占星術というのは診断に必要不可欠なもの。
だから、ニコラス・カルペッパーは、「占星術を知らない医者は脂肪のないプリンだ」とも言っている、と書きました。

じゃあ、その占星術を治療にどう使うのよ?って話ですよね?

診断はどうしてもホラリーになります。
占星術師のところに相談に来た、時間と場所のホロスコープで判断します。

昔は、おしっこを持ってくるのが一般的だったので、その出された時とか、患者さんの具合が悪くなって寝込んだ時、とかのホロスコープを作って判断しています。

理由は、誕生日のホロスコープをどれだけ見ても、その人の体質しかわからないからですね。

体質がわかれば、どんな病気になりやすいか?は考えられます。
けれど、肝心のことがわからないんです。

今の病気の原因です^^;

今、現在、なんの病気にかっているのか???
これは、体質がわかってもわかりません。

こういう場合、誕生日のホロスコープにトランジットと言って、今、動いている星を合わせればいいじゃない?と思うかもしれません。

事実、それでわからなくもないのですが、問題を複雑にしているだけなんです。

だって、トランジットで重ねる星というのは、ホラリーの星の配置と同じですから。
しかも、何が治療で、何が病気で、何が患者で、なんて細かなことは、トランジットでは判断できません。

というわけで、古代の医者もホラリーを使っていたんですね。

だからこそ、ホラリーを使えない医者はやぶ医者だったわけです。

続きはまた来週!
なかなか錬金術の話にならないですね(^^ゞ

2014年08月22日 週刊 伝統的占星術日記より

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